ハイポトニック飲料とは、運動時の糖分の浸透圧に近い状態に糖分が調整されたスポーツドリンクのこと。 一般的にスポーツアスリートの競技実践中の浸透圧は2.0~3.0%程度まで糖分の浸透圧が低下する。 スポーツ飲料は「アイソトニック飲料」の「ハイポトニック飲料」の2種類に分かれています。 「アイソトニック飲料」は安静時の体液濃度や浸透圧と同じ成分で作られています。 なので運動前や運動後に飲むのに適していると言われているようです。 © Copyright 2020 アストリション 公式サイト|アスリートの食事学・ジュニアプロテイン. Log in as an administrator and view the Instagram Feed settings page for more details. スポーツ栄養サポートのアストリション公式アカウントです✨(元トレーナーの管理栄養士が運営) 見分け方として糖質の含有量が大きくちがいます。 飲み分け方は 運動前にはエネルギーが必要になりますので糖質が高い Error: API requests are being delayed for this account. 小林修平・樋口満 編:「アスリートのための栄養・食事ガイド」.第一出版,2001. µä¸­ã«ã™ã°ã‚„い水分の補給を達成することを目的として作られたスポーツドリンクなどがハイポトニック飲料にあたる。,  「スポーツドリンクは薄めたほうが良い」,  このような言葉を耳にしたことがある場合は、この運動中の浸透圧の低下現象を踏まえての話なのだ。,  スポーツドリンクの代表とも言えるアクエリアスやポカリスエットは、「アクエリアスクリアレモン」「ポカリスエットステビア」などの製品がハイポトニック飲料製品に当たる。,  飲んでみるとわかるが味はやや薄く、水に軽く味をつけたような触感がある。,  これらの製品は浸透圧の調整がコントロールされた他、運動中に消費されるミネラル分などの補給も同時に達成されるので有効に活用したい。, 「アイソトニック飲料とはいったい何者なのだろうか?」, 「スポーツドリンクは何となく甘くておいしい!」, 「スポーツドリンクは薄めたほうが良い」, 「アクエリアスクリアレモン」「ポカリスエットステビア」, ⇒アイソトニック飲料・ハイポトニック飲料の違いと効果, ⇒アイソトニックとは等張性という意味, ⇒浸透圧コントロールのメリット, ⇒ハイポトニック飲料は競技中の水分補給の負担を軽減する. http://www.japan-sports.or.jp/medicine//tabid/933/Default.aspx New posts will not be retrieved. スポーツドリンクは商品によってはCMやホームページで、「アイソトニック飲料」・「ハイポトニック飲料」と表記されているものがありますが、これらの種類の違いは何なのか分かりますか?, 熱中症の予防や競技パフォーマンスの維持のためには、これらの特徴を理解し、状況に応じて適切な飲料を選ぶことが大切です。, 今回はこれらの飲料の特徴を知る上でカギとなる「浸透圧」の理論についてまずご説明し、後半ではアイソトニック飲料とハイポトニック飲料の比較、そして市販の商品を一覧でご紹介いたします。, ハイポトニック飲料やアイソトニック飲料というのは、「浸透圧」という圧力の違いによって分類されています。, したがってハイポトニックやアイソトニックとは何なのかを深く理解するためには、「浸透圧」という理論を先に理解する必要があります。, 「小難しい理論なんかどうでもいいから、ハイポトニック飲料とアイソトニック飲料の違いや商品を教えて!」という方は、記事の後半でご説明していますのでこちらをクリックして下さい。, 生体内の液体は、細胞膜を境にして、細胞内液と細胞外液とに隔てられています。細胞膜というのは、一種のフィルターのようなもので、液体は透過しますがそれに溶けている物質は通過するものとしないものとがあります。, 小さな分子ですと、膜を通過して自然に拡散するものもあり、その場合物質は濃度の濃い方から薄い方へと移動し、内外の濃度差を均等に近づけるように働きかけます。, 反対に物質が膜を通過できない場合、液体の方が薄い方から濃い方へ移動することによって、内外の濃度差を均等に近づけるように働きかけます。, 身近な例では漬物をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。漬け汁は塩分が多く含まれていますが、野菜の方にはあまり含まれていません。そのため野菜の水分が漬け汁の方へ排出されてしまうのです。, なお希薄溶液では、P=CRTの関係があります。Pは浸透圧、Cは溶液の濃度(モル濃度)、Tは絶対温度(℃+273)、Rは定数で0.082になります。「ややこしいこと言うなよ」と思うかもしれませんが濃度が濃いほど浸透圧は強くなるということは覚えておきましょう。, ヒトの細胞は、0.9%の食塩水(生理食塩水)と浸透圧が等しく、これを等張液といいます。それよりも濃度が低い溶液はと細胞より浸透圧が低い低張液といい、反対に濃度が高い溶液はは浸透圧が高い高張液といいます。, これらの濃度が低く、体液よりも浸透圧が低い場合は、腸での水分の吸収はスムーズに行われます。, 反対に、濃度が高く体液よりも浸透圧が高い場合は、反対に水分の分泌が促されるため、吸収率は悪くなります。, ナトリウムは大部分が血漿や組織間液といった細胞外液に含まれており、食塩、リン酸塩、炭酸水素塩として存在しています。生理機能として細胞外液の浸透圧の調節、体液pHの調節、水分代謝、神経の刺激、筋肉収縮に関わっています。, 発汗や軽度の脱水症の場合には、細胞外液が主に喪失するために、水分もナトリウムイオンも喪失します。, 脱水症とは体液が奪われる現象で、軽度の脱水症では細胞外液が主に喪失し、重度になるにつれて細胞内液も喪失していきます。, 軽度の脱水では不足した水分は細胞内液からの移動により補われるために、見かけ上のナトリウムイオン濃度は変化がないか(等張性脱水)、移動した水分量が多くナトリウムイオンが希釈されて低ナトリウム血症となります(低張性脱水)。, しかし、重度の脱水症では細胞内液からの水分移動が間に合わなくなるために、相対的にナトリウムイオン濃度が増加し高ナトリウム血症となります(高張性脱水)。, 体内の水分が不足すると、脳にある口渇中枢が刺激され、口渇感が生じます。この際に、真水(塩分を含まない水分)のみを飲んでも口渇感は満たされますが、それだけでは不十分です。, もし運動や気温の高い環境下で脱水時に水分だけを補給すると、やがて血管内へ水分が移動します。この結果、体液のナトリウム濃度、特に細胞外液の濃度が薄くなっていきます。, 細胞外液に最も多く存在するナトリウムイオンはその影響を受け、全身の倦怠感・吐き気・嘔吐などの症状が現れ、さらにひどくなると意識障害やけいれん・昏睡に至ることがあります。以上のような症状を、希釈性低ナトリウム血症と呼びます。, では反対に、たくさん汗をかいたからといって塩を直接舐めるとどうなるでしょうか。また最近では塩分を補給する目的のタブレットも多く市販されています。, もし過剰に塩分を補給すると、体が高張性脱水を起こしていると脳が判断し、体から汗をかきにくくしてしまいます。そのため熱が放出されず、かえって熱中症の危険性が高まりかねません。, 塩を直接舐めるとしても、その摂取量には十分気をつける必要があります。また、塩タブレットを食べる場合も水分を同時にとるよう気を付けなければなりません。, 多くのスポーツドリンクには糖分が含まれていますが、これは味を美味しくするためだけに配合しているわけではありません。, 摂取した水分は腸で吸収され体全体へ運ばれますが、糖質は塩分と一緒にとることによって、腸管での水分の吸収を促進する働きがあるのです。, 腸管には「SGLT1」という栄養素の運び屋のようなものがいるのですが、主要な糖であるブドウ糖は、ナトリウムが同時にあるとSGLT1によって速やかに吸収されます。そして塩分と糖分に引っ張られ水分も吸収されるというのがそのメカニズムです。, ただし糖分も多すぎる場合、胃から小腸への移動が遅くなり吸収率が悪くなってしまいます。さらに濃度が高いということは浸透圧も高く、水分の分泌が促されるため、真の水分吸収は抑えられることになります。, スポーツドリンクでは、糖分濃度は2.5~8%のものですと素早く水分が吸収されます。, また糖質は、運動時のエネルギー源になるという役割もあります。糖質は体内貯蔵量が少なく、数時間運動を継続する場合、約1時間で血糖値が低下し始めます。, そこで糖質を含む飲料で、経口的にエネルギーを補給することが望ましく、1時間に30~60gの糖質を摂取すると疲れにくくなります。日本体育協会では、1時間以上の運動をする場合はこのエネルギー補給の点も考慮して、4~8%の糖質を含む飲料を飲むことを推奨しています。, スポーツドリンクにおいては糖分と炭水化物はほぼ同量ですので、パッケージの栄養成分表示を見る際には、炭水化物が100mLあたり4~8g含まれているものになります。, 長くなりましたがいよいよアイソトニック飲料とハイポトニック飲料の違いについてご説明いたします。, まずアイソトニックとは「等張液」という意味のことで、スポーツドリンクにおけるアイソトニック飲料とは、ヒトの安静時の体液と同じ濃度の飲料ということになります。, 安静時においては体液と同じ浸透圧のため、水分・糖分・塩分がバランスよく吸収されます。しかし、発汗により塩分が多く排出されると体液の浸透圧は低くなるため、運動時には水分の吸収スピードは少し遅くなります。, ハイポトニックとは「低張液」という意味のことで、ハイポトニック飲料とはナトリウムや糖質の濃度が低めで、ヒトの安静時の体液よりも低い浸透圧の飲料のことをいいます。, 運動して汗をかくと体液の浸透圧は低くなっているため、アイソトニック飲料よりもハイポトニック飲料の方が水分が速やかに吸収されます。, また水分補給をしてすぐ運動を再開した際、お腹にタポタポと水が溜まっている感覚を覚えたことは誰しもあるのではないでしょうか?浸透圧の理論でお伝えしましたように、適量の糖質は水分の吸収を促進する効果があるのですが、一方で糖質濃度が濃いほど胃での滞留時間が長くなるのです。, 発汗量が多い時期にはエネルギーよりも水分補給を優先した方がよいので、糖質がやや薄めのハイポトニック飲料の方が適しているといえるでしょう。, また、熱中症や感染症など激しい脱水のときに推奨されている「経口補水液」も、浸透圧が低めに設定されていますのでハイポトニック飲料の部類にあたります。, ※比較のため「△」と表記していますが、もちろん飲んではいけないわけではありません。, 長時間の運動時には発汗量も必然的に多くなるため、アイソトニック飲料にするかハイポトニック飲料にするか微妙なところです。ただ熱中症のリスクが特に高くなる真夏日は、ハイポトニック飲料のスポーツドリンクや経口補水液を選び、水分補給を優先するとよいでしょう。, スポーツドリンクは味が違うだけでどれも一緒のように見えてしまいますが、濃度の違いに着目してみると色々な種類があることが分かります。, 以下にアイソトニック飲料とハイポトニック飲料を比較できるよう、それぞれ一覧で掲載します。表記の炭水化物の濃度については、ほぼ糖質の濃度とイコールと考えてよいでしょう。, スポーツドリンクには糖分やナトリウムだけでなく、アミノ酸など様々な成分が含まれています。選び方について詳しく知りたい方は「スポーツドリンクの比較とおすすめ」のページをご参照下さい。, 日本体育協会:「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」,2013. スポーツドリンクには大きく分けて2種類があり、それがアイソトニック飲料とハイポトニック飲料である 。両者の大きな違いは浸透圧にある。 アイソトニック飲料 佐藤隆一郎・長澤孝志 編:「わかりやすい食品機能栄養学」.三共出版,2010. スポーツドリンクには「アイソトニック飲料」と「ハイポトニック飲料」の2種類がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。浸透圧の理論に触れながら成分の特徴について解説し、後半では市販商品の一覧もご紹介いたします。 水分補給にはハイポトニック飲料がおすすめです. 谷口英喜:「経口補水療法ハンドブック[改訂版]」.日本医療企画,2013. スポーツドリンク各メーカーのホームページ, 福井県内を中心に活動している管理栄養士・健康運動指導士。元スポーツジムのトレーナー。現在はスポーツチーム向けの栄養セミナーや、子供用プロテインの開発を行っている。 見分け方として糖質の含有量が大きくちがいます。 飲み分け方は 運動前にはエネルギーが必要になりますので糖質が高い スポーツドリンクは、清涼飲料水の一種で、運動や日常生活などでの発汗によって体から失われた水分やミネラルを効率良く補給することを目的とした飲料。脱水症状の回復や、炎天下のスポーツにおける熱中症防止などの目的で飲まれる。, 近年ではスポーツ飲料と呼ばれることがある。日本のメディアでは、日常生活の熱中症対策としてスポーツドリンクを勧めていることが多い。, これらの飲料は、効率良く水分を補給させ、なおかつ体に負担を掛けないように考慮されているほか、スポーツの際に失われがちなカリウムイオンやナトリウムイオンといった電解質やマグネシウム・カルシウムといったミネラル分を含んでいる。また体液に近い浸透圧で胃腸に負担を掛けないよう配慮され、運動時に筋肉中に蓄積される乳酸の分解を助け回復を促すとされるクエン酸や、いわゆる疲労回復の際に最も効率の良いエネルギー源であるブドウ糖やショ糖を含んでいる。近年は、各種アミノ酸類やビタミン類を添加した様々な物が多数出回っているが、解糖系や糖新生との関連で一般に議論されることはほとんどない。, 発汗の多いシチュエーション(例えば各種スポーツ競技や野外での重労働)で大量に消費することもあるため、消費者が家庭や職場・学校などで大量に作ることができるよう、規定量の水で希釈することを目的として粉末の形で売られているものも多い。, スポーツドリンクには大きく分けて2種類があり、それがアイソトニック飲料とハイポトニック飲料である[2]。両者の大きな違いは浸透圧にある。, アイソトニックとは「等張液」を意味し、スポーツドリンクにおけるアイソトニック飲料は、ヒトの安静時の体液と同じ濃度・浸透圧の飲料というものである。炭水化物(糖質)が約4~6%含まれており、体液に近い浸透圧なので水分・糖分・塩分がバランスよく吸収される。しかし発汗により体液が失われると吸収速度が落ちるので、運動前や後に飲むのがよい。市販されているスポーツドリンクの多くはアイソトニック飲料にあたる[3]。, ハイポトニックとは「低張液」を意味し、ハイポトニック飲料とはナトリウムや糖質の濃度が低めでヒトの安静時の体液よりも低い浸透圧の飲料のことである。含まれる炭水化物(糖質)は2%前後で、経口補水液に近い濃度である。運動による発汗で体液が薄くなっている状況においては水分が腸管で速く吸収されるので、運動中の水分補給に向いている。, 経口補水液の場合は、糖質はハイポトニック飲料とは同程度であるが、ナトリウムの含有量がスポーツドリンクよりも多い。スポーツドリンクは100mLあたりナトリウムが40~50mg程度であるが、大塚製薬のOS-1は115mg。, この飲料は、効率良く水分補給と共に、大量発汗によって崩れやすいイオンバランスを保ち、ミネラル分を補給する効果がある。しかしその反面、スポーツや重労働時などにおける発汗を想定しているため、一般の消費者が往々にして過剰な期待を抱いて、大量に飲用した場合に、問題を起こすこともある。これらの飲料は、(全ての機能性食品や機能性飲料・医薬品類にも言えることだが)大量に飲めば、それだけ健康になるというものではない。, 一部には、ミネラル補給と称してこれら飲料を多量に飲む向きもあるが、ミネラル以外も大量に摂取するため、バランス良く体外に排出されてしまうことがある。, スポーツドリンクの中でも、粉末・ラミネートパック入りで売られている物には、1リットルの容量を持つビニール・ボトル(スクイーズ・ボトル)が付属している物がある。また一般的なスポーツドリンクで多いアイソトニックでは、運動中の甘味閾値の低下により物凄く甘く感じて、結果的に摂取量が減る為に、5割程度薄めに希釈したハイポトニックと呼ばれる状態にした方が口当たりが良く摂取量が増える研究結果が出ている。また、胃から小腸への移動はアイソトニックもハイポトニックも同等であるものの、小腸での吸収はハイポトニックの方が良く[その理由としてよく浸透圧が低いからと説明されるが、正確には、水分の吸収時に作用している共輸送系が、"最も有効に働く電解質と糖の比率" にアイソトニックより近い為(更にこの比率に近いのが経口補水液であり、電解質である塩分の濃度が高い)であり、そもそも腸管での水分の吸収の際には、どんな組成の溶液を飲んでも体液と同じ浸透圧に調整されてから吸収される[4]]水分補給の観点から優れているが、含まれる糖分は半分なので比較すれば当然薄い訳であり、運動中の栄養補給の観点では、元々アイソトニックで想定されている運動中の糖分補給の能力も半分になっているので、別途で糖分補給を考慮することが望ましく、その時の用途を想定した補給食品も存在する。なお、電解質の量はアイソトニックもハイポトニックも同程度となるが、これは上記した "最も有効に働く電解質と糖の比率" に近くする為であり、スポーツドリンクを薄めて、薄まった塩分の為に塩を足すレシピがハイポトニックを自作する為のレシピとして散見される理由である。, 最も効果的な使用法は、運動中や作業中は身近に置いて、喉が渇く前から少量ずつこまめに飲む方法である。ちなみにスポーツ開始直前(スポーツ中は、運動強度にもよるが、基本的には糖分は筋で消費される)に大量の糖分を摂取すると、筋で消費されない糖分の為に血中糖度が上がり、それを下げるためにインスリンが大量消費されて血糖値が低下する。この状態でスポーツを開始すると容易に低血糖状態になり、これをインスリンショックと言う。そしてスポーツをしないのに大量の糖分摂取をした場合もインスリンが分泌されるが、不要にこれを繰り返しそれが長期に渡る場合にインスリンの分泌機能が低下して血糖値を下げられず高血糖状態が続き、それを薄めようと喉が渇いて水分摂取が増え、この時にまたスポーツドリンクなどの糖度が高い飲料を飲んだ場合に、上記したことがくりかえされて悪循環が起きる。これはペットボトル症候群と呼ばれる状態である。急激かつ大量に甘いスポーツドリンク摂取するのは、運動の最中以外はリスクが大きい。スポーツドリンクとは名前の通り、スポーツ時の飲用を想定して創られたものであり、それ以外の時に飲む場合には、その飲料の電解質(塩分)と糖分の含有量と、その時の自分の体の体液の状態を考慮して、適切に飲用することが望ましい。, 糖度が高いスポーツドリンクは多いが、その中でもペットボトル入りスポーツドリンクの場合、炭酸飲料よりも糖分が多量に含まれている商品もある。これらを家庭内など運動していない状態で、飲料水の代わりに飲むことは勧められない。, 一部の親は、子供に炭酸飲料を与えすぎるのは健康に悪いとは知っているものの、同様の理由でスポーツドリンクを与え過ぎてもいけないことを知らない場合がある。ただ、水だけを飲みすぎると体内の塩分濃度が薄まるだけでなく、尿としても水分やカリウムが排出されてしまい、脱水症状を引き起こすので、適度な塩分や電解質の補給も必要である[5]。, 日本では、マスメディア等で熱中症対策としてスポーツドリンクの飲用が挙げられているが、日常生活においてこれらの飲料を飲料水代わりに多量に摂取した場合は、俗に「ペットボトル症候群」と呼ばれる、急性の糖尿病に陥る危険性が高い。この場合、昏倒することもあり、すぐに専門医の治療を受ければ問題ないが、放置すると死亡してしまう。スポーツの際に飲む分には、糖分を補給したそばから消費していくので問題は無いが、健康な人間が日常的に飲み過ぎるのは芳しくない。たとえ糖尿病にならなくても、スポーツドリンクに限らず糖分が含まれているソフトドリンクは、世界保健機関により虫歯と肥満の関連が指摘されている[6]。, また乳幼児の場合には、一般的な製品のスポーツドリンクでは、ナトリウム不足から水中毒や多飲により、乳幼児がビタミンB1欠乏症を発症する事例が報告されている[7]。, 医療用の経口補水塩や乳幼児用として調製された飲料も、薬局・ドラッグストアでも販売されており、こと乳幼児に対しては、専用の製品を与えるべきである。また熱中症対策では、基本的に水分とナトリウムイオン(塩化ナトリウム水溶液に含まれる)が必要となるが、基本的に市販のスポーツドリンクは口当たりをよくするためなどの理由から、ナトリウムイオンが必要量を下回っている製品もあるため、産業医科大学の堀江正知教授は「熱中症予防のために飲料で摂取すべきはカリウム、カルシウムなどではなくナトリウム」としており、製品によってまちまちな成分の違いにも注意を払う必要も見出される[8]。, 下痢や嘔吐によって失われる水分の組成はスポーツによる発汗のそれとは異なる。またスポーツドリンクは嗜好飲料であるため、経口補水液と比べて糖分・カロリーが多く、ナトリウム・カリウム(いわゆる電解質)が少なく、浸透圧が高い[9]。胃腸炎の際の水分補給としてスポーツドリンクを使用するのは、他の飲料よりは比較的有効であるが、あくまで経口補水液が手に入らない場合に限るべきである。, 近年では人工甘味料を使って、カロリーが低い物も発売されているが、こちらは日常的に飲むのに適している反面、スポーツ時における飲用では、従来のスポーツドリンクが持っていた、運動時における疲労回復の効果が十分見込めない場合がある。従来の糖分を含んだスポーツドリンクでは、酸味の元であるクエン酸がグルコースの醗酵物である乳酸の分解を助け、糖などの炭水化物がグリコーゲン合成に消費され、再び運動できる体力を回復させるが、カロリーの低いスポーツドリンクでは、その効果が見込めない。, また小腸の粘膜上皮の管腔側にはNa+/グルコース共輸送体が存在し、グルコースとの共輸送によりNa+が吸収され、それによって生じた浸透圧勾配に伴い水が受動的に吸収される。すなわち、スポーツドリンクにグルコースが含まれているのは、水分をより素早く吸収させる役割がある。人工甘味料にはこのような効果はない。, しかしダイエット目的の有酸素運動の際には、カロリー摂取したくないこともあるかもしれない。このような場合、ショ糖(一般的に云う所の砂糖)を含む製品ではなく、果糖のみを使った製品の方が、脂肪燃焼を促し運動を効率的に行うことを可能にするという学説もあり、甘味料として果糖のみを用いた製品も存在する。あるいは脂肪燃焼効果を謳うアミノ酸等を添加されたものも市販されている。しかしながらいずれもコントロールされた研究結果に基づいた科学的根拠が提示されているとは言い難く、実際に体脂肪を選択的に低下させるような「効能効果」が存在するとは言い難い。, 日本サッカー協会(JFA)では、1988年(昭和63年)の通達で、日本国内で行われるサッカーの試合において試合中に水以外の飲料を飲むことを禁止している[10]。これは選手がスポーツドリンクを競技場にこぼすことで、芝生や(陸上競技兼用の競技場における)全天候型トラックなどを痛めたり汚染する可能性があるとされたためである。, 2011年に入りこれを緩和すべきではないかとの議論が起こり、同年5月のJFA理事会で規制緩和の方針が協議され、基本的にはスポーツドリンクを解禁する方針が出されたものの、最終的な判断は「競技場の管理規則による」とされた[11]。実際現在も競技場のローカルルールで「スポーツドリンク持ち込み禁止」をうたうところは少なくないため[12]、試合中に水以外の飲料が飲めない状況が一部の競技場では続くことになる。, "スポーツドリンクと一緒にアルコール飲料を飲むと早く酔う"という噂が一部で流布しているが、これは正しくない[13]。むしろアルコールには利尿作用やエタノール分解の水分利用などによる脱水作用があるので、二日酔い防止のためなどには水分補給が大切であり、スポーツドリンクは飲料として適している。, 1960年代中頃、アメリカではアメリカンフットボール選手の発汗による脱水症状や熱中症による死亡者は、年間平均で20名近く発生していた。これら競技の選手は、頑丈なプロテクターを装着して運動するため、練習中は実に約2.5リットルからそれ以上の発汗が起きるとされる。しかし当時のスポーツコーチの大半はこの様な医学知識が知られておらず、厳しいトレーニングによる負荷を乗り越えさせることこそが強い選手を生むと信じられていた[要出典]。, またこれと前後して、ダムやプラントの建設現場の炎天下で作業していた作業員が相次いで倒れる問題が発生している。労働の現場では、作業員達は脱水症状を防ぐため、自由に水を飲むことが許されていたはずであるにもかかわらず、このような事故が発生したわけで、調査と研究が行われることになった。これによって、暑さから水を飲み過ぎ、体内の塩分濃度が薄まった上に尿としても体外に排出されてしまったことで、体内のナトリウムイオンとカリウムイオン等の電解質バランスが崩れてしまうという人体のメカニズムが明らかにされた[要出典]。, この問題に対して、医師は塩の錠剤を支給し、作業員達は水を一定量飲む毎に塩の錠剤を服用することで、事態の収拾を見ることになった(実は製鉄所やボイラー室など、高温の場所で働く労働者の間では、かなり昔から水分と一緒に塩分を摂ることの必要性が、経験上から知られていた)[要出典]。, 生化学の分野で、次第に全身の細胞が持つ、浸透圧やイオンチャネル、イオンポンプの働きが解明されると、一般にも広く「バランスが大事」という思想が広がり、そこからスポーツ時や炎天下での水分補給と並んで、イオンバランスの問題や、ミネラル補給の重要性が認識されるようになった。しかし上記のように、未だに競技場での飲料が禁止されているなどの矛盾が生じている[要出典]。, 1960年代、旧来のスポーツ活動における根性論によって脱水症状や熱中症による死亡者を出した反省から、アメリカンフットボールチーム「フロリダゲーターズ」とフロリダ大学泌尿器科専門医ロバート・ゲートの研究開発によって誕生したゲーターレードを草分けとして、世界各国でスポーツと水分補給やミネラル類補給の重要性が認識されてきた[14]。, 日本では、1980年に大塚製薬が発売したポカリスエットが最初とされる[14]。武田食品工業のスポーツドリンク・タケダも同年の発売である。ゲータレード等ライセンス生産はそれ以前から行われている。同社のポカリスエット開発経緯によれば、日本国外へ出張中に下痢による脱水症状に苦しんだ社員が現地の医師の診察を受けたところ、水分補給するように奨められたものの、その地域では飲み物が得にくかった上に、当時の市販飲料は甘いソフトドリンク類や炭酸飲料ばかりであったため「水分補給に特化した製品を」と考えたのが開発理由であるという[15]。製薬会社である大塚製薬でも製造・販売していた点滴静脈注射によって水分・電解質と栄養の補給を行うための輸液用製剤が開発の基礎となっているが、これは長時間の手術で疲れた医師の中に輸液を飲む者がいたことに由来する[15]。, なお、まだこの時代には「スポーツ中に水分を取らない」という経験論が罷り通り、当初は「スポーツドリンク」という概念も理解されず普及が進まなかったが、やがて主としてスポーツ医学の観点から運動中の水分補給の重要性、水分補給を軽視することの危険性が指摘されるようになったことで売上げを伸ばし、競合する様々な製品も含めてスポーツドリンクの市場が形成されていった。, 当初は吸収力を売りにしたアイソトニック飲料が中心だったが、近年ではエルゴジェニックエイド(運動成績にプラスの効果をもたらす物質や薬剤)あるいはサプリメントとしての付加価値へと評価軸が変化している[14]。, 日本では2007年時点でアクエリアスブランドの商品だけで国内シェアの約45%を占めており、上位3ブランドのアクエリアス・ポカリスエット・DAKARAの合計で約9割となる[16]。, 成分表示で炭水化物が100mlあたり4~6g程度かどうかで判別できる。アイソトニック飲料は運動中ではなく運動前後に適切である。, 成分表示で炭水化物が100mlあたり2g前後かどうかで判別できる。ハイポトニック飲料は運動中に適切である。, Brouns F著、樋口満監訳「スポーツ栄養の科学的基礎」、杏林書院、1997年、, Report of a Joint WHO/FAO Expert Consultation, 上村治「第4章 症候・手技・小児初期救急対策・新生児への初期対応、C 小児初期救急対策、7.脱水」『小児科研修ノート 改訂第2版』、診断と治療社、2014年、, 日刊経済通信社調査部編「酒類食品産業の生産・販売シェア ―需要の動向と価格変動― 平成19年度版」 日刊経済通信社, Diet, Nutrition and the Prevention of Chronic Diseases, イオン飲料多飲によるビタミンB1 欠乏症 について―自験例およびアンケート調査か ら考察する― (ビタミンB研究委員会第449回研究協議会研究発表要旨), 日経トレンディネット記事「熱中症予防の新基準、スポーツドリンクの正しい選び方とは?」, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=スポーツドリンク&oldid=80412821, EAU+V(オープラスV) - 上記製品の処方改良品(ビタミン強化・エリスリトール不使用), nice One(ナイスワン) - エネルギー補給飲料。エネルギー源として、エネルギーになりやすいマルトデキストリンを使用。, SWITCH(スウィッチ) - 上記2製品を一本化した製品。エリスリトールは使用せず、甘味料にはあえて砂糖を使用。, XL-1(エクセルワン) - ノルウェーのメーカーの商品をライセンス生産。低浸透圧のハイポトニック飲料。, Newからだ浸透補水液 - 商品名に「補水液」を銘打っているが、ハイポトニック飲料とも明記されているのでむしろスポーツドリンクに近い商品であると考えられる。塩化ナトリウムの代わりに, アクエリアス イオシス - 低カロリー設計。終売後暫くは「アクエリアス」の処方改良により対応していたが、長年を経てカロリーゼロ設計の「アクエリアス ゼロ」が発売された。, アクエリアス ネオ - アクエリアスの改良品。更なる処方改良により、再び「アクエリアス」に戻る。, 気配館 スポーツドリンク - 同社清涼飲料事業の日本コカ・コーラへの譲渡により終売。, ザバス ウォーターエクスプレス - パウダー入りパウチパックに水を入れ、溶かして飲む新形態, アクアサーナ - 乳幼児用イオン飲料。上記「アクアライト」(和光堂)とほぼ同時期に発売された。下記製品へ継承。, トロピココ - 果汁(ココナッツウォーター)60%含有。塩化ナトリウムを含まない(ナトリウム分はココナッツウォーター由来)。広告では「ナチュラルスポーツドリンク」を銘打っている。.