なので、今回はADHDである僕が... 僕はどちらかというと潔癖症なのかなと思っています。 小さい頃から注意散漫でな子で、大きくなり勉強に専念しようとすると、長時間座っているのが苦手なためか授業を聞いているはずなのに気づけばいつも別のことをしていました。 気軽に質問し相談し合えるQ&Aコーナー、発達障害に関わる情報を提供するコラム、共通の話題や関心でつながるコミュニティ、また発達支援施設情報を検索できるコーナーなど、発達が気になる子どもの子育てに役立つ情報を提供しています。, 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 知的・発達 障害研究部部長、博士(医学), 注意欠如・多動性障害(ADHD)は、発達水準からみて不相応な多動性-衝動性、不注意のいずれか、あるいは、両方がみられる発達障害です。12歳以前から、学校、家庭、職場などの複数の場面で症状がみられる場合に診断されます。具体的には、落ち着きがない、待てない、ちょっかいをだしてしまう、注意が持続しにくい、ミスが多い、やっかいなことは先延ばしにしてしまうなどがあります。, メチルフェニデート徐放錠は、ADHD治療薬の一つで”コンサータ®”という薬剤名で処方されます。徐放剤とは、成分が錠剤からゆっくりと放出されるよう製剤設計されている薬のことで、メチルフェニデート徐放錠の場合、効果はおよそ12時間続きます。, メチルフェニデート徐放錠は1日1回、朝に飲む薬です。服用時間が遅くなると夜眠れなくなってしまうことがあるため、午後には服用しません。, アトモキセチンは、選択的なノルアドレナリントランスポーターの阻害薬であり、前頭前野のノルアドレナリン、ドパミンの濃度を高めることで前頭前野の機能を高めます。前頭前野は、行動の抑制や計画的な行動の組み立てに関わる脳の部位であり、この部位の機能の改善によって不注意、多動性、衝動性が改善すると考えられています。販売名はストラテラ®です。, アトモキセチンはカプセル製剤ですが、カプセルを開けると薬剤は苦みがあり、また目を刺激するので、カプセルを開けてはいけません。そのかわり液剤があり、カプセルを服用できない子どもの選択肢となっています。, グアンファシン徐放錠は、インチュニブ®という販売名のADHD治療薬です。徐放剤とは、成分が徐々に溶け出すように製剤設計された製剤で、インチュニブの場合は効果が半日間持続します。グアンファシンは、昔は血圧を下げる薬として使用されていたこともありますが、もっと切れ味よく血圧を低下させる薬剤が発売されるなかで血圧の薬としては姿を消しました。その薬剤が徐放性製剤となってADHD治療薬として登場したわけです。, インチュニブは1日1回服用する薬です。体重ごとの用量が添付文書上で定められており、飲み初めの量、維持期間中の量、最大限の量もその通りにする必要があります。ゆっくりと時間をかけて増量することが副作用による治療からの脱落を防ぐ上で重要です。, ADHD治療薬は、不注意、多動性−衝動性といった症状を改善することができます。お薬を上手に活用すれば、日常生活の困難が軽減し、さまざまな生活のスキルも獲得しやすくなります。, 当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。.

発達障害のある子に薬が処方されることがあります。しかし、薬の名前を聞いても、薬を服用するとどういうことが起こるのかイメージがわきにくいかも... ストラテラはADHD(注意欠如・多動性障害)の人に処方される薬です。ストラテラとはどんな薬なのでしょうか。また薬を使ってADHDを治療する... 「レスパイト」とは英語で、「小休止」「息抜き」「休息」といった意味を表す言葉です。 休みなく続く育児で疲れてしまったときやワンオペ育児で... 発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達の偏りによる障害です。発達障害がある子どもは、その特性による困りごとを抱えることが多くあります。この... 成年後見制度とは、障害者や高齢者といった判断能力の乏しい人のお金の管理や相続に関する手続きなどを、その人に代わってサポートする制度です。「... コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOメディア&ソリューションズがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOメディア&ソリューションズは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOメディア&ソリューションズの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。, http://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/1179009G1, http://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/1179050M1, http://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/1179057G1, 出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272002317, 出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10231002532. イチョウ葉エキスも入っています。, ドーパミンの栄養素があるサプリは、 ドーパミンに関係する栄養素のデータを抜粋します。, ミネラル ビタミンCとビタミンB(葉酸)、ミネラル(マグネシウム、鉄、マンガン、銅)が必要です。, 先ほどと同様に、 子供の頃から 私は今アメリカ住みですが、子供の学校がビデオチャット授業に移行しつつあります。 車酔いのようなめまいや酷い頭痛に悩まされます。さすがに何とかしなければと思ってます。 人間ですのでお腹は空きますがそれでも食べる気が起きないので、ただただ辛いだけです。, この記事を書きながら健常者に起こる変化を考えていたんですが、見事にデメリットしかありませんでした。 副作用の対処と薬量の調整方法は、

自分が情けなくて本当に嫌になります。「ちゃんとするんだ!」と意気込んで注意がける事は今まで何度もありました。でもその度に他のことが出来なくなりました。そしてまた周りに迷惑をかけ落ち込んでしまいます。 何の病気が考えられますか? 在職者向けのキスド会(土曜夕方に秋葉原と新宿で開催している、発達障害のある在職者向けのしゃべり場)での会話を皆さんの承諾をもとに記事にしています。今回のテーマはADHDのお薬であるコンサータとストラテラ。本当に効くの?副作用は?ドクターとの対話は?など気になるところを議論しました。, Bさん: 私は「コンサータ」も「ストラテラ」もどちらも結果的には効いたと思いました。コンサータはすぐ効き目が出る感じで、「ストラテラ」はしばらく飲み続けてじわーっと効果が出る感じです。, Aさん: 具体的に今までこれができなかったけれども、これができるようになったというのはありますか?, Bさん: 私はお店での接客業なので、同時にいろいろと順番にやらないといけないというのがあったりとか、一度にいろいろなことを指示されたりがあったりして、薬飲むまでは順番がすごくめちゃくちゃになったり、3、4個指示されたのに初めの1、2個しか覚えていないということがありました。お薬を飲んでしばらくすると、ちゃんと順位をつけて物事を進められるようになったというのは感じています。, Bさん: そうですね。ただ「コンサータ」は朝飲んでいてすっきりするなという感じはあったのですが、すっきりするなという良い効果以上に副作用の口の渇きが激しくなってしまいました。そうなると接客でしゃべるのに支障を感じました。なので、お医者さんに相談して今は「ストラテラ」だけになっています。, Cさん: 二つ名前出てきましたが、同時に両方飲んでいたわけではないということですか?, Bさん: 一時期に2種類飲んでいた感じですね。最初「コンサータ」だけといわれていて、でも「コンサータ」だけだと、朝起きるのは楽だけれども、そんなに仕事に良い影響が感じなかったということで、「ストラテラ」をもらいました。そうしたら「コンサータ」は副作用が出ちゃって今は「ストラテラ」だけという感じです。, Dさん: 僕も効果はありました。ただ自分は平衡感覚のずれのような副作用が出やすいので、ここぞという時、例えば面接のときなどに使っています。, Dさん: はい。面接のときの集中力が上がりますね。物の置き忘れとかはあまり減ったとは思わなかったです。, Eさん: 私自身の話ではないのですが、友人も「ADHD」なんですね。その人はお母さんで子どもを育てながらSEをされています。その人が頭の中がアイデアはたくさん持っていて仕事ができる人なんですが、頭の中が騒がしすぎて集中ができないので、今は「ストラテラ」と「コンサータ」の両方を服用しているそうなんです。なんですけれども、それで頭の中は静かになって物事の優先順位を立てられるようになったらしいのですが、前みたいにアイデアが出てこないというのですごく困っていらっしゃいます。与えられたものを順序通りにできるようになったけれども、代わりに自分が持っていた新しいアイデアを作り出すということができづらくなったらしいです。なので一長一短なのかもなぁと思っています。, Cさん: お話を聞いて飲んでみたくなりましたね。予定表とか作ってどれからやろうかとみるんだけれども、僕だと順序がつかないのですよ。それが薬を飲むとこれが先だと見えるようになるとウェブとかでは書いてあって興味があったんですよね。でも家族が嫌がるんです。「精神に効くものはやめてほしい」というから。ウェブじゃなくてリアルに聞くと、やっぱり説得力があるので、自分としては試してみたいですが…。, スタッフ: あとで当社のウェブサイトの解説記事を読んでいただきたいのですが、「ADHD」のお薬の仕組みを理解しておくのは必要かなと思います。例えでいうと、脳のニューロンを島とすると、島と島の間に海のような領域があって、情報を届かすにはその海をつなぐ船(情報伝達物質)みたいのが必要なんですよね。その船があちらの島に届かず、こちらの島に戻ってきちゃうような状態、それが「ADHD」の一つの状態と考えられています。「ADHD」のお薬は、こっち来ちゃだめだよと港をふさぐような役割をして、情報を向こうの島に届けやすくする感じですかね。上手に伝わっていない、あるいは伝わりすぎている神経伝達物質をほかの人と一緒のレベルにするという感じだと思います。, スタッフ: はい、そうですね。精神科系のお薬は狙い通りに組成していったものではなくて、たまたま効いたことから開発が始まるということが多いと効きます。大きな仕組みはわかるけれども、細かな仕組みはわかっていない。そもそも脳自体が未解明ですからね。, Eさん: 「精神的な面に効く薬はちょっと」と、ご家族がおっしゃっているということなんですが、ケースは違うのですが、私の家族に「パーキンソン病」の人がいるんですね。発達障害と似ていてドーパミンの取り込みとかに問題が起きているのです。影響は運動機能などに出ます。それを改善するために薬を入れているのですが、彼の性格とか精神面は影響はないんですね。あくまでも震えが出るとか言葉が出にくいとかの機能の改善に働いているので、そんなに深刻にとらえなくても大丈夫かなぁと私は思います。, Cさん: そこらへんは、宗教じゃないけれども、そう思っているものは取り去れないですからね。僕は死ぬまで「ADHD」と付き合うから、どこかで家族が理解してくれればよいなと思いますね。, Fさん: 私も「ストラテラ」を処方されていたことがあります。でも今は飲んでいません。処方されていて自分の眠気というところにも多少効くかなという感じはありました。でもだんだん効かなくなってくる感じがありました。それが辞めた理由の一つです。もう一つは、そのお医者さんが薬は出すんですが、その他の自分が困っていることに対して解決策が出ない感じで、この医者でいいのかなというのがあって、それと同時に処方も終わってしまいました。今の病院に移った時に「ストラテラ」が必要だとは言われていないので今は飲んでいません。, Cさん: 自分が発達障害かもしれないと病院に行ったとき、WAIS-3の検査もしていないのに、まず薬飲みますかと言われたところで、不信感がありました。よく「うつ病」の人って医者がよくわからないけれども処方しておけということで薬漬けになっている人も一部いると聞いているので、この医者もそうなのかと。行ったその日に飲みますかと言われたのが僕も薬に手を出せない一つの理由なんですよね。, Aさん: 僕も発達障害と診断を受ける前、「うつ病」で自分の会社の産業医を含めて3人のドクターに見てもらいました。最初は外来の診察を受け入れてくれるところだったんですが、カウンセリングも1分ぐらい。しかもカウンセリングも目も見なくて話して「どうしました?」ぐらい。僕は独り言が止まらなかったので、それを伝えたら、それは「うつ」状態なので、薬を使って治しましょうとなりました。それで「抗うつ剤」と「睡眠薬」を出されて半年間飲んでくださいとなった。本当に適当で、簡単にあしらわれたなぁと。ドクターも外来なんで人数を捌かないといけないから、とにかく薬で治しましょうだったんです。, スタッフ: お薬はいろいろと副作用がありますからよいお医者さんと付き合って、関係性をしっかり築く必要があるということですね。, Gさん: 自分は仕事が現場系です。「コンサータ」にせよ、「睡眠導入剤」にせよ、副作用が仕事中に急に来たら危ないなと思っています。副作用がどういうタイミングで来るのかがイメージがつかなくて飲めないです。いきなり来て困ったりはないですか?, Dさん: 平衡感覚がおかしくなって倒れていくみたいな感じはありました。寝起きとかによくなるんです。起き上がれずに寝ちゃう感じです。, スタッフ: 安定している時期に、お薬を試し始めるのが良いと思いますね。「ストラテラ」は主な副作用は「食欲不振」、「吐き気」、「腹痛」など。「頭痛」、「眠気」もあるということです。「コンサータ」のほうは「口の渇き」、「食欲不振」、「吐き気」、「便秘」、「頭痛」、「不眠」などですね。人によって副作用の出方もだいぶ違うのでしょうからね。, Fさん: 長期の正月休みでも夏休みでも、そういうときの前に一番低い量から始めたらよいかもしれないです。お医者さんと相談して、はじめは少量から始めるので。効き目がなかったらどんどん増やしていくのですが、一番低い量からなので副作用も出にくいのではないかと思います。, スタッフ: 超危険だとは思いますね。何が送られてくるかわからないですし。日本ではしっかり医療機関で手に入りますし、副作用の問題もありますから。素人が判断しないほうが良いと思います。, Bさん: 結構高いなと思いますね。特に「ストラテラ」。「コンサータ」も高いと思ったのですが、私は2週間に1回ぐらい病院に行って処方されています。一回あたり普通に5000,6000円なくなっちゃうので、月に1万円以上かかってしまいます。, Bさん: 私はまだ使っていないので、それぐらい。申請すれば、自己負担はもっと軽くなるかなぁと思います。, スタッフ: 先ほど個人輸入のことも出ましたが、自立支援医療を使うとお薬はそこまで高くないのですよ。なのでそういう観点からも出費が気になる場合はしっかり申請されたほうが良いと思います。, 「コンサータ」は「ストラテラ」に比べて効果も副作用もはっきり感じている方が多いようです。ただしどちらも実は個々人で大きく異なるため、医師としっかりとした信頼関係を築き、「効果」と「副作用」のバランスについてしっかり話し合い、自分自身が納得して服薬することが必要です。また、自立支援医療制度を使えば所得により一定以上の負担は免除されるので、お薬代が気になる方は活用を検討しましょう。, 「自立支援医療における利用者負担の基本的な枠組み」(PDF)厚労省ウェブサイトより, ※市町村民税は、前年の収入に各種控除などが関連して算出されますが、235,000円は推定年収が700~800万円台レベル、同33,000円は300万円台レベルとお考え下さい。, 厚労省ウェブサイト 自立医療支援 本人からしては故意に空気を読まないわけではないのですが、何故周りからはそう思われるのでしょうか。 発達障害は生まれつきで一生涯続く特性ですが、「ADHD(注意欠如多動性障害)」には特性の一部を緩和・改善するお薬が存在します。一般に精神系のお薬に対する抵抗感は大きく、「お薬を飲むべきか?」で頭を悩ませる方が多いようです。この記事ではADHDとお薬について知っておくべき基本をまとめました。医師など専門家への質問を整理し、今後お薬とどう関わって行くかを考えるための判断材料としてお読み下さい。, 少し難しい話題になりますが、精神系のお薬でキーワードとなるのが「神経伝達物質」です。脳内の神経細胞から神経細胞へと色々な情報(電気信号)を伝える役割を持っています。人間の世界で言うと「手紙」のようなものでしょうか。神経伝達物質のおかげで、人間を含む動物は、考えたり、感じたり、判断したり、学習したりという、脳の活動が行えているわけです。, 代表的な神経伝達物質を以下に挙げてみます。それぞれ精神活動への影響の仕方が異なります。, ある神経伝達物質が過剰に放出されすぎていたり(届く情報が多い)、神経伝達物質をキャッチする受け皿の働きが弱まっていたりして(届く情報が少ない)、そのバランスが崩れると色々な症状や障害が引き起こされます。手紙が必要以上に発送されてしまったり、発送されている手紙が受け手側の郵便ポストが詰まっていたりして届けられないというような状態です。例えば、セロトニンとノルアドレナリンが不足すると、うつ病になるという説はよく知られています。, 神経系のお薬は、こうした脳内の神経細胞間(=シナプス)における神経伝達物質の授受の仕組みに働きかけて、伝達をスムースに行う役割を果たします。, ADHDは多動や衝動で知られています。ですので、脳内でやりとりされる情報が多すぎて多動になったり、衝動的になったりすると思われがちですが、実はその逆のことが起こっています。放出された神経伝達物質の一部は取り込まれて再利用される仕組みですが、その取り込み口に神経伝達物質が再吸収されすぎて、神経細胞間の神経物質が少なくなっている、あるいは受け取った神経伝達物質が漏れ出して情報が効率的に伝わらない、というのが実態です。発送された手紙がそもそも相手側に届く前に回収されてしまったり、手紙を集める袋に穴が開いて手紙が失われてしまっている状態に例えられます。ADHDの場合、不足しているのは脳内の「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」で、これらの不足が特有の行動につながると考えられています。そこで、送信側の神経伝達物質の再取込口を塞ぐことで受け皿に届く「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」の量を適量に調整したり、受信側に届いた神経伝達物質が漏れ出さないようにし、情報がしっかり伝わるようにしたりするのがADHDのお薬の役目です。, 現在、日本で処方が認められているADHDのお薬は「コンサータ」、「ストラテラ」、「インチュニブ」、「ビバンセ」の4つです。下記では使用例が多い3つについてみていきます。, 3つの薬はどれもADHDの特性の軽減・緩和を目的に開発されたものですが、実際にはそれぞれ効果のある領域や効果の強さは異なります。また、服用してから効果が現れるまでの時間や効果の持続時間、身体への影響の仕方にも違いがあります。, ADHDの症状を緩和する薬品の他に、各自の困難や発達障害の二次障害、あるいは併発している疾患に応じて、「リスパダール」、「エピリファイ」、「パキシル」など精神疾患に用いられる薬や、てんかん発作を抑えるための抗てんかん薬、睡眠の質を高めてくれる睡眠導入剤が処方される場合もあります。抗精神薬だけでなく、あらゆる薬剤は併用することでそれぞれの効果を高め合ったり減じたり、場合によっては生命に危険を及ぼす増悪反応を起こす場合もあり得ますから、薬の種類や量を増やしたり減らしたりするときは必ず医師に相談し、変更前と変更後の特性に対する効き方や副作用の表れ方をしっかりモニターするようにしましょう。, 副作用はなぜ起きてしまうのでしょう?原因のひとつは、薬物が目的とは違うところに働いてしまうことで、例えば脳内でドーパミンを十分な量届けてほしいとして飲んだ薬が、他の神経伝達物質にも作用してしまうことがあります。また、目的通りに脳内のドーパミンの量が増えたとしても、そのため注意力が高まると同時に目がさえて不眠になる、といったことが起こります。, 具体的な副作用には、食欲不振、吐き気、頭痛、眠気、不眠などがあります。厄介なのが副作用は薬の効き目と同じで、飲んでみなければその人にどの程度現れるのか分からないことです。「服用してからのほうがかえって辛かった」と言う人もあれば、逆に「特に副作用はなかった」「合わなかったけど、他の薬に変えてもらったら平気だった」というケースもよくあります。, ADHDは薬で根本的な治癒には至りません。ではなぜ薬を飲むのでしょう?もちろん症状の一部が緩和することでご本人や周囲の困難や問題が緩和されることが服用の第一の目的ですが、二次障害の防止も劣らず重要なポイントです。, 発達障害の方はその特性上、人間関係でトラブルを起こしたり、職場で叱責されたり、仕事に集中できずに結果が出なかったりということが起きやすく、「自分はどうせダメな人間なんだ」と自信を失ってしまう傾向にあります。そうした苦しい状態が長く続けば、発達障害とは別の問題(二次障害)を併発してしまう恐れも出てしまいます。ストレスで気分が落ち込み、生活全般への意欲が下がってしまう、あきらめの気持ちが強くなり、何事にも反発しがちになる、といった状況です。発達障害と二次障害が重複すると、何が本人を苦しめているのか見極めることが難しくなり、年齢と共に問題も対応も複雑化します。そのため、できるだけ早い段階で二次障害を防ぐことが重要で、周囲の理解やできるだけ早い時期からのソーシャルスキル教育とともに、お薬の適切な活用もそのための選択肢のひとつになります。, 薬の服用を検討するとき、一番気になるのは依存性や長く飲み続けた場合の悪影響についてでしょう。多くの薬にはそれまでと同じ量では同じ効果が得られなくなる「耐性」が存在し、服用を続けるうちにより多くの量を欲するようになるのは事実です。ただし、精神科のお薬の場合は、依存が発現しづらくなるように配合し、十分に安全性を確かめた上で慎重に服薬量を調整され、処方が認められています。一日に飲んで良い量も決められています。, 3つのADHDに対する処方薬のうち最も依存性が強いとされるのは中枢神経刺激薬の「コンサータ」です。身体依存(薬をやめた後のイライラや震えなどの離脱症状)はないですが、精神依存が出る場合があるようです。つまり「まだこの薬を手放したくない」「薬がないと生活していくのが怖い」という気持ちが強く出ることがあります。このためコンサータは処方の際に週に一度の休薬日を設けるなどの工夫をすることがあります。精神依存は服薬を止めれば徐々に消失するとされますが、決められた量以上は服用しないこと、飲み忘れたからと言って忘れた分をまとめて服用したりしないこと、などに注意が必要です。, 欧米で実際に社会問題になっていることですが、中枢神経を刺激し短時間効果があるADHD薬(例:リタリン)を興味本位でスマートドラッグとして本来の目的以外の効能のために服用することは非常に危険で、絶対に慎まねばなりません。一方でコンサータより効き目も副作用も穏やかとされるストラテラについても、好ましくない精神作用についての研究報告や議論があることは事実です。心配な点があれば医師に説明を求めましょう。, ADHDの困り感や問題に対する第一の対策は環境調整です。お薬はあくまでそれを補助する手段のひとつとして「一時的に助けを借りて、必要なくなったらやめれば良い」という見通しで処方されます。お薬の効果で気分が穏やかになったり、集中しやすくなったりし、服薬前より頑張れるようになったり、周囲とより上手くコミュニケーションが取れるようになることで、周囲から以前より評価されるようになると、「もっと頑張れる」、「失敗をもっと上手くカバーできる」、「かつてほど失敗で落ち込まなくなる」、という良いスパイラルが生まれ、傷ついた自尊心を癒し、自信を取り戻すことができます。それがADHDのお薬の理想的な利用の仕方です。ですから、十分に自尊心を取り戻し「自分はこのお薬の助けを借りなくても大丈夫かな」、「失敗はあっても周囲と前向きに解決して行けそうだ」と思える時期が来たら、そこがお薬の最高の止め時と言えるでしょう。, なかなか仕事にとりかかれない、とりかかってもすぐに気が散ってしまうAさん。ご家族からあるお薬を飲み始めたという連絡がありました。Aさん曰く「飲んだら集中できるのは分かってるんだけど。実はあんまり飲みたくない」とのこと。服用すると、頭がぼーっとしたり、だるい感じがしたりするのだそうです。いくらプラスの効果があったとしても、副作用がつらければ飲みたくないでしょうし、その感覚、抵抗感はご本人にしか分からないものです。, Aさんは結果的にお薬を飲み続けることを選び、生活には安定感が出てきました。チャレンジできることも増えました。我々スタッフも、Aさんが自身の行動の変化を客観的に自覚するためのお手伝い、頑張る気持ちを引き出すお手伝いはできたと振り返っています。, 医療の世界には「服薬アドヒアランス(服薬する本人がお薬が必要な状況を理解し、意志を持って服薬しているかどうか)」という概念があります。服薬アドヒアランスが低いと、お薬を飲み忘れたり医師の指示通りではない時間や回数で服用したり、といった問題が増える傾向があり、それでは得られる効果も減ってしまいます。ですから何を目的にして薬を飲むか、薬を飲むメリットとデメリットは何か、いつまで薬を続けるか、そうした事柄を医師と話し合い、しっかり納得した上でお薬を服用することが重要です。, お薬の効果は一時的なものです。それに対し「できた!」「褒められて嬉しい」という記憶は薬の効果が消えても残り、力となり続けます。また服用していると何が変わるのか理解して、服用していない自分へのアドバイス・工夫を発見することもできるでしょう。あくまでもご本人と周囲が特性にあった関わり方をしつつ、特性が生きる環境調整を同時並行で行なってこそ、初めてお薬の効果も最大限生かせるもの、という基本を理解し、成功体験を積み上げるために上手にお薬と関わっていきましょう。, 脳内でやりとりされる情報が多すぎて多動になったり、衝動的になったりすると思われがちですが、実はその逆のことが起こっています。, ADHDの場合、不足しているのは脳内の「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」で、これらの不足が特有の行動につながると考えられています。, できるだけ早い段階で二次障害を防ぐことが重要で、周囲の理解やできるだけ早い時期からのソーシャルスキル教育とともに、お薬の適切な活用もそのための選択肢のひとつになります, 精神科のお薬の場合は、依存が発現しづらくなるように配合し、十分に安全性を確かめた上で慎重に服薬量を調整され、処方が認められています, 十分に自尊心を取り戻し「自分はこのお薬の助けを借りなくても大丈夫かな」、「失敗はあっても周囲と前向きに解決して行けそうだ」と思える時期が来たら、そこがお薬の最高の止め時と言えるでしょう, 「服薬アドヒアランス(服薬する本人がお薬が必要な状況を理解し、意志を持って服薬しているかどうか)」, 服薬時は、①指示がすっと入る、②作業の切り替えが早い、③作業中にキョロキョロする挙動が少ない、④他の人の会話にいきなり入ったりすることが減っている、ことを本人に伝えた。, 客観的に感じた、頑張っているところ、できているところ、伸びているところを率直に伝え続けた。, 「それが薬の効果だから飲んだほうがいいよ」という言い方はしない。また飲み始めて体がお薬に慣れるまでは副作用が強く出るが、徐々に少なくなっていく人が多いのは事実ですが、個人差がある問題なので「今は我慢して飲もう」というようなことも言わない。. 私は片付けが苦手で自分の部屋を持った時から部屋がちらかってることが多かったです。足の踏み場が無くなることをたまにありました。忘れ物に関してはよくあり高校では自転車の鍵を3日に1回はありました。大学に入ってからは学生証を2回なくしてしまいました。集中力などは人並みだと思います。また自分の怒りを抑えることが出来ず怒りっぽいと思います。今まで目立って大変だったことは無いですが人間関係でつまづいてきたことは事実です。病院にいちど行った方がいいのでしょうか?, ※医療相談は、月額432円(消費税込)で提供しております。有料会員登録で月に何度でも相談可能です。, 環境調整、それに加えて、ペアレントトレーニングやソーシャルスキルトレーニングなどの非薬物的治療を優先します。, ①で奏功しない場合あるいは実施が困難な場合、薬物療法(コンサータ、ストラテラ、インチュニブの服用)を考慮します。, 本サービスにおける医師・医療従事者などによる情報の提供は診断・治療行為ではありません。, 本サービス上の情報や利用に関して発生した損害などに関して、弊社は一切の責任を負いかねます。.